<ハワイ散骨の基礎知識Vol.7>-「海洋散骨」とは?ハワイにおける海洋散骨の基本ポイント

「ハワイが大好きだった故人の願いを叶えたい。でも海に遺骨を撒くってどうしたらいいの?海外だし・・」「円安やインフレで家族全員が渡航するのは難しい……」。そんなご遺族のために、「海洋散骨」とは?という基礎知識から、散骨の流れなどをわかりやすく解説します。多数の実績を持つハワイ散骨センターが専門家視点でお届けします。

目次

海洋散骨とは?―定義と法律

日本国内の法的解釈

日本では「節度をもって行われる散骨は刑法190条の遺骨遺棄罪に当たらない」という行政解釈が定着しています。海洋散骨は火葬後の遺骨をパウダー状(粉骨)にし、公共の安全・衛生・景観に配慮して行えば違法性はありません

ハワイ州でのルール

ハワイでは連邦・州法により沖合3海里(約5.5km)以上での散骨が義務付けられています。またEPA(米国環境保護庁)では、環境に配慮した素材を使うというルールがあるため、遺骨を水に溶ける状態にしておくことはもちろん、お花やご遺灰の梱包材にも配慮すれば大丈夫です。

ハワイ散骨の費用の目安

ご同行プランの費用目安

ご家族がハワイに同行するプランは40〜60万円が相場です(船舶チャーター・献花・証明書込み)。これに渡航費・宿泊費が加わるため、総額は80万円前後になることもあります。​

代行散骨・委託散骨の費用目安

委託(代行)散骨15〜25万円が目安。現地で遺族に代わって散骨し、証明書と写真・動画を日本へ郵送します。費用を抑えながら故人の願いを叶えられるため、近年ニーズが急増しています。

代行散骨・委託散骨を選ぶメリット

家族の負担を大幅に軽減

長時間フライトが難しい高齢者や小さなお子さまがいるご家庭でも、委託(代行)散骨なら渡航不要。動画と散骨証明書で現地の様子を確認でき、心の区切りをつけられます。

作法がわかりづらい異国での弔事でも、専門サービスに任せたら安心

海外での弔事となると、日本国内とは作法が異なるため、何かとご不明な点が多々あるでしょう。特に国をまたいでのご遺灰の輸送となると、税関・航空会社の規定をクリアする必要が生じてしまいます。当センターでは国内でご遺灰をお預かりし、手荷物として大切に飛行機に搭乗します。また、書類作成のアドバイスもさせていただいています。何もご心配なさらず、故人の遺言を果たすことができます。

ハワイ散骨の流れと必要書類

日本国内で行う準備(粉骨・書類)

1. 火葬証明書を取得
2. 遺骨をパウダー状に粉骨し、水に溶けるようにする
3. 粉骨業者さんに「粉骨証明書」を作成してもらう(英文)
4. 水溶性の袋に封入

遺骨のハワイへの持ち込む方法

・「遺骨」そのものはNGのため、粉骨し不純物を取り除いた「ご遺灰」の状態にしておく。
・「白い粉」をハワイへ持ち込む際に、荷物検査で「これは何だ!?」とあらぬ疑いをかけられないようにするために、予め粉骨証明書を検査官へ提出しておく。

散骨の流れ

① ワイキキのケアロハーバーへ集合(代行の場合はスタッフのみ)
② 沖合3海里以上へ航行
③ 献花・献酒・散骨
④ スタッフがGPS座標を記録。
⑤ハワイの海をクルーズし、帰航

帰国後に当センターからの散骨証明書を発行しますので、お受け取りください。

ハワイ散骨センターが選ばれる理由

ハワイ在住歴のある代表の細やかなアドバイス

ハワイ散骨センターは、ハワイ在住歴のある者が代表を務めており、ハワイ文化への理解をベースに散骨だけではない情報もアドバイスさせていただいております。

ハワイ散骨は、異国での弔事というほぼご経験のないことでしょうから、日本人の細やかな配慮が特にご好評をいただいております。

大型船による散骨

ハワイはサーフィンのメッカとして世界中のサーファーに愛されています。ということはそれだけ波が高く、風も強くなると、小型の船ではどうしても船酔いしやすくなってしまいます。

ハワイ散骨センターでチャーターする船は、74フィート(約22.5メートル)とホノルルで借りれる船では最大級のものとなります。比較的船酔いがしにくいと好評です。

豊富なオプションサービス

ハワイ散骨センターでは、豊富なオプションサービスがございます。ウクレレプレイヤーやフラダンスで、ハワイらしいセレモニーはもちろん、牧師さんをお呼びして厳かにセレモニーを実施することもできます。宗教・宗派を問わず、故人とご家族ご親族の皆様のご希望に沿ったお別れの儀式が可能です。

まとめ

海洋散骨は法律を守りさえすれば誰でも行えますが、海外での手続きは複雑です。ハワイ散骨センターなら「ご同行プラン」「代行散骨」「委託散骨」など多彩なプランで円安・インフレ下でも最適な選択肢をご提案。まずはお気軽にご相談ください。

FAQ:よくあるご質問

Q1. ハワイまで行かずに散骨できますか?

A. はい、代行散骨をご利用いただければ日本にいながら散骨が可能です。動画と証明書で実施状況をご確認いただけます。

Q2. 遺骨を郵送するのは違法では?

A. ご遺骨そのものは国外へ持ち出すことはできません。そこで、遺骨を遺灰にする必要がございます。その際には、信頼のできる粉骨業者様をご紹介することも可能です。

Q3. 散骨後に必要な手続きは?

A. 散骨証明書を日本の自治体へ提出する義務はありませんが、相続や墓じまいの際に役立つため保管をおすすめします。

いかがでしたか?この記事で、「海洋散骨」について、少しでも具体的なイメージをしていただけたら幸いです。ご不明な点や詳しい資料は、下方のボタンからお問い合わせくださいね!故人とご家族の皆様にとって、良いセレモニーとなりますように。

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