ハワイ散骨｜ESTA完全ガイド 2025年4月版 ― 申請方法・費用・注意点

2025年4月16日

ハワイ散骨のために渡米する際に、観光のためならVISAは必要ありませんが、ESTAを事前申請する必要があります。ESTAはインターネットやE-mailが必要なデジタル申請となるため、しっかりこちらをお読みいただき、安心してハワイへ渡航してくださいね！

ESTA とは？

ESTA（Electronic System for Travel Authorization） は、ビザ免除プログラム（VWP）参加国の国民が、観光・商用目的で 90 日以内の滞在をする際に必要なオンライン渡航認証です。

VISAではなく「事前入国審査」にあたるため、入国を保証するものではありません。最終判断は到着地の CBP（税関・国境警備局）職員が行います。

項目	内容
料金	21 米ドル（カード／PayPal で即時決済）
有効期間	承認日から 2 年間またはパスポート有効期限の早い方まで。期間内は複数回渡航可能。
申請可能時期	渡航前ならいつでも可。ただし 72 時間前までには済ませることが推奨。航空券購入前の申請が理想。
対象パスポート残存	日本国旅券は滞在予定日数＋αあれば原則可。航空会社が「6 か月ルール」を独自に設ける場合があるため、6 か月以上残存が安全。
滞在目的	観光・商用・トランジットなど 90 日以内。就労・留学は不可。
再申請が必要なケース	パスポート更新／氏名・性別・国籍変更／ESTA 失効／回答内容に変更が生じた場合

必ず CBP の公式サイト https://esta.cbp.dhs.gov/ から申請してください。「言語を変換」で、日本語表示にすることができます。

「代行」や「認証保証」をうたう民間サイトは、高額手数料 を請求することもあるので、注意が必要です。

「承認」後も航空会社チェックイン時にシステム照合されるだけなので、印刷は必須ではありませんが、万一のトラブルに備えて PDF 保存しておくと安心です。

質問	回答
グループ申請は？	家族・友人最大 50 名まで一括申請可。代表者が一括支払い。
子どもも必要？	乳幼児を含む全員個別 ESTA 必須（パスポート所持が前提）。
航空会社・ホテルを変えたら？	ESTA の再申請は不要。オンラインで「更新」も不要。
90 日を超えて滞在したい	ESTA では延長不可。必ず在日米国大使館で適切なビザを取得。
二重国籍者	VWP 非対象国籍パスポートを所持する場合は ESTA ではなくビザが必要になる可能性あり。
承認後に名前のつづりミスに気付いた	基本的に新規申請が必要。

ハワイ発の帰国便では農産物持ち出し規制があります。入国時（ESTA）とは別に、州政府の植物検疫フォームを機内で記入するのでパスポート番号をメモしておくとスムーズ。

オアフ島からマウイ島などへ乗継いでも ESTA の 90 日上限は変わりません。

ハワイのホノルル国際空港でも CBP 職員が最終判断します。帰りの航空券・滞在資金証明を求められる場合があるので、e チケット控えや クレジットカード残高証明を提示できるように。

旅程	推奨アクション
出発 3 か月前	ESTA 新規／更新申請。航空券・ホテル予約と同時がベスト。
出発 2 週間前	ESTA ステータス確認。パスポート番号・有効期限再チェック。
出発前日	オンラインチェックイン時に ESTA 自動照合。照合エラーが出た場合は航空会社窓口へ。