「ZIP AIR」の魅力とは?ハワイ散骨で、日本からホノルルへ行く航空会社選択のポイント

円安やインフレで海外渡航費が高騰するなか、「ハワイ散骨」を検討されるご遺族にとって、航空会社選びは大きな悩みの種です。
ハワイ散骨センターがこれまで数多くの海洋散骨をお手伝いしてきた経験から、今回は話題のLCC「ZIP AIR」を中心に、費用と安心を両立させるポイントを解説します。

目次

ZIP AIRとは?

ZIP AIR(ジップエア)はJALグループの中長距離LCC。2020年から成田―ホノルル直行便を運航し、2025年4月現在は週4〜5便で運賃は片道3.9万円〜*とリーズナブル。機材はボーイング787‑8で、燃費効率が高く環境配慮型のフライトが特徴です。

*運賃の目安

運賃は季節・在庫で変動します。最新料金は公式サイトで必ずご確認ください。

ハワイ散骨を計画するご遺族が航空会社を選ぶ際のチェックポイント

  • 費用:航空券+宿泊+現地移動をトータルで比較。
  • フライト時間:時差調整を考え、到着後すぐに散骨式が可能か。
  • 手荷物制限:遺骨の機内持ち込み可否。ZIP AIRは手荷物7kgまで無料。
  • サービス:オンラインチェックインやWi‑Fiなどの利便性。
  • 安全性:運航実績と保有機材の整備状況。

ZIP AIRを選ぶ6つのメリット

1. 運賃の透明性

基本運賃に含まれるのは座席+7kg手荷物のみ。必要なサービスを追加購入するため、無駄なコストを抑えられます。

2. 円安でも割安な総額

燃油サーチャージ込みでも大手より平均30〜40%低価格。なるだけハワイへの渡航費を抑えたい方に最適です。

3. デジタル対応で手続きが簡単

モバイル搭乗券、事前申請フォームでご遺灰の持ち込み手続きもオンライン完結

4. ZIP Full‑Flatシートを徹底解説

ZIP AirはLCCでありながら、ビジネスクラス相当のフルフラットベッドを備えています。


(画像はZIPAIR公式サイトより)

比較ポイントを表にまとめると以下の通りです(ホノルル線平均値)。

項目ZIP Full‑Flat大手フルサービス
ビジネスクラス
ZIP AIRエコノミー
シート幅約50cm約52〜55cm約43cm
ベッド長約198cm約190〜200cm
リクライニング完全水平完全水平約118°
電源・USB〇(各席)〇(各席)USBのみ
価格(片道)7.5万〜13万円~20万円~3.9万〜6万円
  • 他社ビジネスとの違い:シート幅はやや狭いものの、ベッド長と完全フラットは同等。半額以下の運賃で「横になって休める」価値が大きい。
  • エコノミーとの差:横になれるか否かが最大の違い。到着当日に散骨船へ直行する場合、時差ボケ・疲労軽減でセレモニーに集中できます。
  • 付帯サービス:アメニティキット(アイマスク・歯ブラシ)、ノイズキャンセリングヘッドホンが有料オプションで追加可。

5. JALグループの安全運航

整備基準・運航乗員訓練はJALと同水準。LCCでも安全面で妥協なしです。

6.ZIP AIRの機内食オプションは?

LCCのため無料機内食はありませんが、事前オーダー制で和食・洋食・ハワイアンメニューを選択できます。

  • 例:ロコモコ丼+味噌汁セット 2,000円
  • 例:照り焼きチキン弁当 1,800円

    ※アレルギー対応特別食は出発72時間前まで受付

フライト時間は約7時間。散骨式前に体調を整えるため、水分補給と軽食の事前予約をおすすめします。

円安・インフレ下での費用最適化:委託(代行)散骨との比較

円安が進む現在、渡航+宿泊の自己散骨委託(代行)散骨の費用差は、お二人で一般的に約30万円以上となる場合が多いようです。
「どうしても現地で手を合わせたい」場合はZIP AIRで渡航コストを下げ、「費用を最小化したい」場合は当センターの委託(代行)散骨プランをお勧めいたします。

委託(代行)散骨でも想いは届く

委託(代行)散骨の場合でも、当センターが責任を持って、故人やご家族の「ハワイで散骨したい」という想いを大切に、実施してまいります。後日、散骨場所や散骨の様子の動画レポート等をお渡ししますのでご安心ください。

また、「夫婦で同じ場所で散骨して欲しい」といったご要望もいただくことがありまして、経度緯度がわかれば同じ場所で散骨することも可能です。

航空券予約から散骨手続きまでの流れ

  1. ハワイ散骨センターへご相談いただき、散骨日時を決定(オンライン可)。
  2. ZIP AIR公式サイトで航空券を予約(往復・受託手荷物追加を忘れずに)。
  3. ご遺骨を粉骨し、環境に配慮した海に溶ける素材で包装をする。その際に、粉骨業者様から英文の「粉骨証明書」を受領しておく。
  4. 飛行機では、遺灰を機内へ持ち込む。
  5. ホノルル到着後、荷物検査の前に、係員に「粉骨証明書」を提示しておく。
  6. 海洋散骨セレモニーを実施する(約2時間)。
  7. 帰国後、散骨証明書や写真を受け取る。

まとめ

ZIP AIRのようなLCCを活用すれば、「費用を抑えながら現地で見送りたい」という故人やご家族の願いが叶います。一方で、渡航が難しい場合は委託(代行)散骨が安心かつ経済的です。その際には、ご遺灰を国内でお受け取り、ハワイ散骨センターが大切に預かります。またスタッフが手荷物として飛行機へ搭乗し、安全にハワイへ持ち込みます。
ハワイ散骨センターは、どちらの選択肢でも心を込めてサポートさせていただきます。

FAQ:よくあるご質問

Q. ZIP AIRは遺灰を手荷物として持ち込めますか?

A. はい、機内持ち込みが可能です。
火葬証明書(英文)と粉骨証明書(英文)の提示を求められる場合があるため、当センターが書類作成のサポートもさせていただきます。

Q. なるだけ体に負担なくハワイへ行きたいのですが、良い方法はありますか?

A. ハワイまでの渡航時間は往路は約7時間、復路は約9時間です。お身体の状態にもよりますが、フルフラットになるお席での渡航であれば、より負担が少なくハワイへ行くことができます。ZIPAIRですと、フルフラットになるシートが他者と比較してリーズナブルなので、お勧めです。

Q. LCCってそもそもどうして安いのでしょうか?

LCCは、コストを徹底的に削減しているから安いのです。具体的には以下のような工夫があります。

サービスを最小限に抑える

  • 機内食、飲み物、ブランケットなどが有料
  • 座席指定や荷物預けも有料オプション

機材・機種を統一してコスト削減

  • 機体を1〜2機種に絞り、整備・訓練コストを大幅に減らしている

空港使用料の安い空港を利用

  • 成田空港や関空のLCCターミナルなど、料金の安い場所を使う

回転率を上げる

  • 短時間で乗客を入れ替え、1日にできるだけ多く飛行する

ネット販売中心で人件費を削減

  • 窓口やコールセンターを減らし、予約は基本的にWebのみ

Q.LCCの安全面は大丈夫?

結論から言うと、安全性は確保されています

飛行機の整備は厳格に管理されている

  • 国や国際機関の航空法により、安全基準はLCCでも大手でも同じ
  • 定期点検・整備は法律に基づいて行われている

パイロットやCA(客室乗務員)も有資格者

  • 訓練・試験をクリアしたプロが搭乗しています

トラブルがあった場合の対応はやや違いあり

  • ただし、遅延時の振替便や宿泊補償などはフルサービスキャリアに比べて弱いことが多いので注意が必要です。

いかがでしたか?ZIPAIRといったLCC航空が安い理由がわかっていただけると、安心して渡ハできると思います。また、委託(代行)散骨の選択肢もご考慮いただけると、故人の願いを叶えるハードルも下がります。


当ハワイ散骨センターでは、故人やご家族ご親族様のご希望に寄り添った散骨プランをご提案させていただいています。何かご不明な点がございましたら、以下よりお問い合わせください。

ハワイ散骨センターはハワイ在住歴のある代表を始め、日本人スタッフが安心・安全なハワイ散骨をお約束します。

目次